月別アーカイブ: 2015年2月

Borsalino Theme (ボルサリーノのテーマ)

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27曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。
● 作詞・作曲: クロード・ボラン
● リリース: 197o年
● ビルボード年間チャート: 調べませんでしたが、多分、関係無しと思います。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: よく聞きました。この頃、つまり70年代始め、になると映画音楽というジャンルが注目されて結構オン・エアされるようになりました。
曲名通り、1970年のフランス映画『ボルサリーノ』のテーマ曲です。この映画の音楽担当もクロード・ボランです。彼は、ウィキペディアに拠ればフランスのジャズ・ピアニスト、作曲家、アレンジャー、そして時々俳優だそうです。14才で既にプロのジャズ・ピアニストとして、かなり活躍していたそうです。現在もご健在で、これまでに100曲以上の映画音楽を作っており、この曲以外にもアラン・ドロン主演の映画を手がけています(例えば『フリック・ストーリー』)。
この曲はバックのマリンバ(ヴァイブラフォン?)が効果的・・・そう言えば、クロード・ボランは若年の頃からライオネル・ハンプトンとも演奏していました。

さて、映画の方ですが、概略はこちらをご参照いただくとして、天下のイケメン、アラン・ドロン製作・主演の映画です。下の映画のポスターの名前の順番では主演ジャン=ポール・ベルモンド、助演アラン・ドロンとなってしまいますが、これはアラン・ドロンがプロデューサーなので遠慮しただけです。当時、この二人はフランス映画界で人気を二分していたいましたが、そんな中で作られた共演作がこの映画です・・・けど、内容はたいしたことはなかった。2大スターとか3大スターの共演って、面白くないのが多いですね。一緒にスクリーンに収まっているのを見られるだけでありがたい・・・と思わなければなりません。
尚、題名の『ボルサリーノ』ですが、1857年創業のイタリアの帽子メーカーの名前です。ポスターの中でもアラン・ドロンが被っています。この映画にも出資したそうで、今では帽子だけでなく色々なおしゃれ商品を作っています。オフィシャル・サイトはこちらです。直営店は台湾にはあるけど日本にはないようです。
付け加えると、財務大臣の麻生太郎がマフィアン・ファッションの時に被っている帽子もボルサリーノだそうです。更には、昔の自民党の衆院議員、松野頼三は帽子が似合うダンディーでしたが、彼の帽子もボルサリーノだと聞いています。

下は例によって「金沢八景シネマ」ご提供のポスターです。この映画の時、アラン・ドロンはまだ35才ですが、その3年前の映画『冒険者たち』に比べるとだいぶオッサン臭くなっています。この3年の間に何があったか・・・ハイ、大変なことがいろいろありました。と言うところでサヨナラ。
ボルサリノ

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You Needed Me (辛い別れ)

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26曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。
● 歌手: アン・マレー
● 作詞・作曲: ランディー・グッドラム
● リリース: 1978年
● ビルボード年間チャート: 63位です。週間のホット100では1位になっています。アメリカではそんなに、売れたんだ・・・知らなかったよ。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聞きました。その後、民放の連ドラの主題歌にもなりました(勿論、アン・マレー版です)。因みに、アメリカでも80年代に連ドラの挿入歌に使われたそうです。
アン・マレーは1945年生まれのカナダの歌手です。デビューする前は高校の体操教師だったそうで、そう言われれば、この曲の時は33才ですが、華奢ではない健康そうな体格をしていました。上のジャケット写真の表情もシャープですね。因みに、教師をしていたのは1年間で、場所はプリンス・エドワード島、そう『花子とアン』で人気が急上昇した島です。彼女は歌手としての成功は勿論ですが、子供も二人育て上げ、ゴルフが趣味でホール・イン・ワンも達成し、という順調な人生を送っており、今でも勿論ご健在です。詳しくはhttp://annemurray.com/をどうぞ。
作詞・作曲のランディー・グッドラムはアメリカのソング・ライターで、代表作はこの曲ですが、他にも多くの歌手に作品を提供しています。日本でのヒットは少ないようです。
この曲の歌詞はこちらの通りで、キーワードはタイトルと同じ「You needed me」です。だけど、キーワード以外はyouがmeにしてくれた思いやりのある行為をリストアップしていて、13-15行目だけ「I needed you・・・」と本音を言っている、必要としているのはmeも同じだったという健全な内容です。この歌を歌えるのはアン・マレー以外にいません。ただ、歌詞が過去形なのが気になる・・・そうか、それで日本語のタイトルが『辛い別れ』なのか。

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Ready to Take a Chance Again(愛に生きる二人)

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25曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。
● 歌手: バリー・マニロウ
● 作詞・作曲: ノーマン・ギンベル / チャールズ・フォックス
● リリース: 1978年
● ビルボード年間チャート: 100位以下です。週間のホット100では最高11位です。まあまあですね。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: 映画音楽専門の番組で聞きました(しかも、たまたまカセットテープに録っていました)。
1978年のアメリカ映画『ファール・プレイ』のテーマ曲で、アカデミー歌曲賞(Best Original Song)にもノミネートされました(受賞したのは映画『イッツ・フライデー』の曲・・・知らないですね)。『ファール・プレイ』からはバリー・マニロウのもう一つのヒット曲『コパカバーナ』(こちらは多分マニロウが作曲)も生まれています。
自分は正直言うと、バリー・マニロウはあまり好きではないのですが、この曲は別です。理由は・・・彼が作った曲ではなかったからだ、ということが今回作詞/作曲を調べて分かりました。その作詞・作曲のコンビは、この曲以外にもロバータ・フラックの1973年のグラミー賞受賞曲『やさしく歌って』(原題:Killing Me Softly with His Song)を作っています。なるほど、好きになるはずだ。
但し、この『Ready to Take a Chance Again』は典型的な映画音楽の作りだと思ってます。ポピュラー音楽としては後半の盛り上がりが大き過ぎる気がする、つまり、映画のシーンとワンセットで盛り上がりが生きている・・・と思う次第です。

映画の概略はこちらをご参照いただくとして、主演はゴールディ・ホーン、脇役はチェヴィー・チェイスです。二人ともコメディー専門と言っていいくらいで、この映画のドタバタぶりも好調です。因みにゴールディ・ホーンで他にも面白いのは『昔みたい』(1980)・『潮風のいたずら』(1987)・『バード・オン・ワイヤー』(1990)、チェヴィー・チェイスは『昔みたい』(再度のコンビですね)・『スパイ・ライク・アス』(1986)・『サボテン・ブラザース』(1986)と言うことで、二人ともこの映画が面白くなり始めた頃です。
余談ですが、この映画のクライマックスは上演中のオペレッタをバックにしての悪者グループとの戦いで、上演されていたオペレッタは『ミカド』(西洋人が着物を着て演じていて、これが日本より寧ろ中華風)です。このオペレッタは1981年のイギリス映画『炎のランナー』でも主人公が恋人を見初める場面で使われていて、偶然の一致なんだろうけど、アレ?どこかで見た・・・となります。

この曲の歌詞はこちらの通りで、女の人と出会って、過去の失恋の痛手から立ち直ろうとする内容です。またフラれたら、今度こそ立ち直れないかも知れないのだが・・・。

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By The Time I Get To Phoenix(恋はフェニックス)

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ハイ、24曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

● 歌手: グレン・キャンベル
● 作詞・作曲: ジミー・ウェッブ
● リリース: 1967年
● ビルボード年間チャート: 100位以下です。週間のホット100では最高26位まで行きました。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: 聞きました。
ビルボードの順位は、思っていたより低いですね。これまで、週間ホット100の1位になっていると思い込んでましたから、意外です。この曲は1965年に別の歌手でリリースされたのですが(多分ヒットしなかった)、グレン・キャンベルがカバーしてヒットしたそうで、今ではこちらが本家です。グレン・キャンベルとジミー・ウェッブのコンビはこの後、『ウィチタ・ラインマン』、『ガルヴェストン』とヒットを連発します。これらはアメリカ風のご当地ソングで、この曲も「恋はフェニックス」などと「恋は不死鳥」みたいな日本語にしていますが、「自分がアリゾナのフェニックス市に着くまでに、彼女は目を覚まして自分の置き手紙を見つけるだろう」という詩の中の街の名前です。何故、フェニックス市なのかは自分は分かりませんが、アメリカ人が頷く理由があるのだと思います。それとも、ビージーズの『マサチューセッツ』みたいに「語数が合っていたから」なんて言う単純な理由か?
歌手のグレン・キャンベルですが、この方はカントリー界の大物らしいです(自分はカントリーに不案内なのでよく分かりませんが)。何せ、リリースしたアルバムが70以上で、ビルボードのチャートのインも80曲という多さです(カントリー部門を含みます)。また、映画にも出ており、自分が高校生の時、ジョン・ウェインと共演していたのを覚えています(見ませんでしたが・・・)。また、ゴルフが好きなようで、1971-1983年にアメリカPGAツアーのトーナメントのスポンサーにもなっており(グレン・キャンベル・ロサンゼルスオープン)、トム・ワトソンが2回ほど優勝しています。このトーナメントは現在は「ノーザン・トラスト・オープン」として続いています。

歌詞はこちらの通りで、恋人の元を黙って去った男がフェニックス(アリゾナ州)→アルバカーキ(ニューメキシコ州)→オクラホマ(これは州名)と西から東に移動する間、彼女は今頃○○をしているだろう、と推測している内容です。そんなに気になるなら、黙って出て来なければ良かったのに・・・と言ったら人生幸朗師匠になっちゃうので取り消します。尚、この移動ルートから推測するに、出発点はカリフォルニア州だと思いますが、都市の特定は次の機会にさせてください(手元にアメリカの道路地図がない・・・)。必ず、突き止めます。

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Theme from Shaft(黒いジャガーのテーマ)

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ハイ、23曲目の紹介です。この曲はリリースされた当時もバカ売れした訳ではありませんが、ナイスです。
例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。
● 歌手・・・というより呟き+鼻歌?: アイザック・ヘイズ
● 作詞・作曲: アイザック・ヘイズ
● リリース: 1971年
● ビルボード年間チャート: ナント17位です。週間のホット100でも最高1位。今回、初めて知りましたが、凄い曲ですね~。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: よく聞きました。
1971年のアメリカ映画『黒いジャガー』(原題:Shaft、主人公の名前)のテーマ曲です。この曲はアカデミー賞の歌曲賞(Best Original Song)も受賞しています。因みにこの時(第44回)の他のノミネート曲にはカーペンターズの『動物と子供たちの詩』・・・これもいい曲ですね・・・があります。
この曲はどこまでが前奏で、どこからが本編なのかがよく分からないという不思議な曲です。
歌詞(呟き+鼻歌)はこちらの通りで、映画にはフィットしているようですが、たいした意味はない感じです。
さて、作曲・呟き・鼻歌は勿論、アレンジ、シンセサイザーとフル回転のアイザック・ヘイズですが、この曲以外ではサム&デイヴの『ソウル・マン』・『ホールド・オン』も共作(デイビッド・ポーターと)しています。『ソウル・マン』は当ブログの9曲目でチラッと名前が出た映画『ブルース・ブラザース』でも演奏された曲です。

映画の方ですが、概略はこちらをご参照いただくとして、自分はこの映画を見ていませんので、以下は本・ウィキペディアからの受け売りとなります。先ず、この映画はアメリカの70年代ニューシネマの時代に、「ブラックシネマ」(別名ブラック・パワー・ムービー)と言われるカテゴリーを作りました。黒人がヒーローを演じるハリウッド映画です。この後、1972年の『ブラック・ライダー』(主演:ハリー・ベラフォンテ)等が作られましたが、そのうち黒人のヒーローがを演じるのが珍しくなくなったので(と思いますが)、この呼び方はなくなりました。また、原題の『Shaft』を『黒いジャガー』としていますが、黒人がヒーローだからと言って・・・今ならNGだよ。
下は例によって「金沢八景シネマ」ご提供のポスターですが、右上部分のガラス越しのシーンが強烈です(ちょっと垂れ気味ですが)。『007サンダーボール作戦』(1965年)に似たシーンがあったので、これのパクリだと思ってます(但し、映画を見ていないので、このシーンが実際にあったのかは不明)。尚、ポスターは、当時は欲しがる人間がほぼゼロだったので、映画館の方でも、捨てるのも高校生にあげるのも同じだったようで、見ていなくても貰えた次第です(画鋲の穴付きです)。
SHAFT

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