You are listening to “BlogMan Jack Show(BMJ)”.
30曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。
曲のデータは次の通りです。
● 歌手: ブーツウォーカー
● 作詞・作曲: Louis Zerato(多分、ルイス・ツェラトと読むのかな・・・)
● リリース: 1967年
● ビルボード年間チャート: 週間のホット100にランク・インしていないので、年間チャートも当然100位未満だと思います。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: たまに聞きました。
さて、上記以外のデータですが・・・これが何とも分かりません。
lyricsfreak.comで検索しても、この曲は出てきません。かろうじて、discogs.comというサイトで、ブーツウォーカーのまたの名が上記のLouis Zeratoであること、この曲のリリースが1967年だったことが分かりました。また、レコードの発売元はRustレコード(錆レコード?)というところで、この会社はLaurieレコード(自分は初めて聞くレーベルです)が持っていたいくつかの子会社のひとつ・・・LaurieレコードはWikipediaに載っていて、更にbsnpubs.com/laurie/lauriestory.htmlというマニアのサイトもあり、これらによれば1958年にN.Yで設立され、90年代始めにEMIの子会社に買い取られ、更にこの子会社はその後Universal Music Enterprisesに吸収され・・・と肝心なことは何も分からず、周辺情報ばかりです。この曲に関しての言及無しです。
ただ、この曲を懐かしがってる日本のファンが多いことがgoogleの検索で分かりました。他には、日本のラウドネスというグループが83年にカバーしたと言うことも。
結論: 日本ではまあまあのヒットだけど、アメリカでは全くの無視状態、という面白い曲です。日本での発売元はキングレコードですが、どうやって見つけたんだろ?
尚、歌詞の内容ですが、皆さんの想像通りの、フラれた女のことを思い出しています。
Laetitia (愛しのレティシア)
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29曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。
27曲目の『ボルサリーノ』に次いでアラン・ドロンです。1967年の映画『冒険者たち』からの派生曲です。
曲のデータは次の通りです。
● 歌手: アラン・ドロン
● 作詞・作曲: ジャン=ピエール・ラング / フランソワ・ド・ルーベ
● リリース: 1967年
● ビルボード年間チャート: 調べませんでしたが、『ボルサリーノ』同様、多分、関係無しと思います。
この曲は映画では使われていません。映画のテーマ曲は下記をご参照ください。←但し、これは自分の記憶なので、間違っていたらゴメン。
(https://www.youtube.com/watch?v=YWWe5_FiPak)
上記の曲の中の口笛の部分を編集して詩を付け、主役のアラン・ドロンが歌ったのが紹介曲です。曲名のレティシアとは、劇中でアラン・ドロンが片思いする女の子(演じたのはジョアンナ・シムカス)の名前です。アラン・ドロンのレコーディングにはフランソワ・ド・ルーベも立ち会っています。
そのフランソワ・ド・ルーベはフランスの映画音楽専門の作曲家で、61年から75年の間に多くの映画に曲を提供しています。が、75年にダイビング中の事故で亡くなってしまいました。特に、ロベール・アンリコの映画が多く、この映画を含めて10本の映画を担当しました。ロベール・アンリコはフランスの映画監督で、この映画の翌年に主演ジャン=ポール・ベルモンド(27曲目の『ボルサリーノ』の主演です)、共演ジョアンナ・シムカス、音楽フランソワ・ド・ルーベで『Ho!』(日本の題名は『オー!』)という映画を作っています。つまり、『冒険者たち』のアラン・ドロンをジャン=ポール・ベルモンドに置き換えたフォーメーションです。『冒険者たち』を観たジャン=ポール・ベルモンドが、自分にも同じような映画を作ってほしいとロベール・アンリコに依頼したそうです。二つの映画の評価の比較は最後に紹介します。
作詞のジャン=ピエール・ラングですが、詳しくは分かりませんでした。フランス語版のウィキペディアでは有名な作詞家として紹介されています。
さて、映画の方ですが、こちらをご参照いただくと、星が4.5個、コメントの点数も9以上という驚異的な評価です。(allcinemaの7.5以上は「観なきゃ損」レベルなので、9以上というのは「必見」扱い。いずれにしても滅多にお目にかかれない点数。)アラン・ドロンのベストの映画・・・と言うことはフランスの青春映画のベストということになります。観ていない人はお急ぎください。
この映画の名シーンは、レティシアの亡骸が潜水服に身を包んで海中に沈んでいくところです。それ以外にも、宝探しの船、レティシアの故郷に近いボワイヤール要塞(グーグル・アースで、「Fort Boyard」で見つけられます。59.58″ N, 12’50” Wです)・・・等々、見所満載です。
因みに、上に紹介した『オー!』でもジョアンナ・シムカスは途中で死にます。『オー!』はallcinemaで星4個、コメントの点数8.8と大健闘ですが、『冒険者たち』のレベルには届きませんでした。
余談ですが、英語版のウィキペディアでは、この映画のリメークとして「in Japan in 1974 as The Homeless, starring Meiko Kaji」が紹介されています。梶芽衣子・・・『無宿』(やどなし)です。この映画で、アラン・ドロンの役を演じたのが・・・高倉健でした。健さんは、勿論パイロットではなく、着流し姿でした。
最後に、詩の意味ですが・・・死んでしまったレティシアをアラン・ドロン(役名:マヌー)が思い出して悲しむ、内容らしいです。
I Love You Because(愛の伝説)
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28曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。
曲のデータは次の通りです。
● 歌手: ミッシェル・ポルナレフ(フランス)
● 作詞・作曲: ジャン・ルー・ダバディエ / ミッシェル・ポルナレフ
● リリース: 1973年
● ビルボード年間チャート: 週間のホット100にランク・インしていないので、年間チャートも当然100位未満だと思います。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: たまに聞きました。
ミッシェル・ポルナレフは1966年にフランスでデビューしました。日本では1971年の『シェリーに口づけ』のヒットで有名になりました(フランスでのリリ-スは1969年・・・2年のタイムラグがあります)。その後も日本ではいくつかのヒットがありますが、週間のビルボード・ホット100のチャート・インを調べたら2曲だけ、『If You Only Believe 』が48位と『Lipstick』が61位で、アメリカではあまりパッとしていません。理由は・・・多分、フランス語。その証拠に、チャート・インした『If You Only Believe 』の歌詞は全部英語で、『Lipstick』はインストゥルメンタル、つまり歌詞無しです。因みに、左の2曲は日本ではヒットしていません。紹介曲は「I love you because ・・・」のところ以外はフランス語なのでヒットしなかったのかも。どうも、アメリカ人は外国語の歌がお好きではないようです。
尚、彼はビートルズ・ファンを公言しており、紹介曲が日本でヒットしていた当時の彼自身の解説によれば「アレンジをビートルズ風にした」とのことでした。確かに『Penny Lane』と『All You Need Is Love』を合わせたようなアレンジですが(言い換えれば、プロデューサーのジョージ・マーティン風)、イントロ部分(ギター)はローリング・ストーンズの『As Tears Go By』っぽいです。そこまでは彼は言っていませんでしたが・・・。
彼のトレードマークは大きな真っ黒のサングラスで、これで顔を隠していますが、下記のURLでは珍しくサングラスを外しており、ご尊顔を拝めます。ロバート・プラントに似た男前で、隠す理由が分かりません。これでも不満があるのか?
(https://www.youtube.com/watch?v=fxfGwnH6Ghs)
さて、この曲の歌詞はこちらの通りですが、「I love you because ・・・」以外はフランス語でさっぱり分かりません。このまま引き下がるのも悔しいので、試しに一部をインターネットの翻訳サービスで訳してみたら下記の通りとなりました。
I love you because 私は何か他のものが欲しい
I love you because あなたはバラが好きでないただ一人の人
I love you because あなたは嫉妬深くないただ一人の人
I love you because あなたは私に理由を聞かない
I love you because あなたはとても若い
・・・やっぱり無料サービスでは無理だな・・・何れにしてもラブ・ソングのようです。但し、「愛の伝説」というタイトルは合わないと思いましたマル
Borsalino Theme (ボルサリーノのテーマ)
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27曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。
曲のデータは次の通りです。
● 作詞・作曲: クロード・ボラン
● リリース: 197o年
● ビルボード年間チャート: 調べませんでしたが、多分、関係無しと思います。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: よく聞きました。この頃、つまり70年代始め、になると映画音楽というジャンルが注目されて結構オン・エアされるようになりました。
曲名通り、1970年のフランス映画『ボルサリーノ』のテーマ曲です。この映画の音楽担当もクロード・ボランです。彼は、ウィキペディアに拠ればフランスのジャズ・ピアニスト、作曲家、アレンジャー、そして時々俳優だそうです。14才で既にプロのジャズ・ピアニストとして、かなり活躍していたそうです。現在もご健在で、これまでに100曲以上の映画音楽を作っており、この曲以外にもアラン・ドロン主演の映画を手がけています(例えば『フリック・ストーリー』)。
この曲はバックのマリンバ(ヴァイブラフォン?)が効果的・・・そう言えば、クロード・ボランは若年の頃からライオネル・ハンプトンとも演奏していました。
さて、映画の方ですが、概略はこちらをご参照いただくとして、天下のイケメン、アラン・ドロン製作・主演の映画です。下の映画のポスターの名前の順番では主演ジャン=ポール・ベルモンド、助演アラン・ドロンとなってしまいますが、これはアラン・ドロンがプロデューサーなので遠慮しただけです。当時、この二人はフランス映画界で人気を二分していたいましたが、そんな中で作られた共演作がこの映画です・・・けど、内容はたいしたことはなかった。2大スターとか3大スターの共演って、面白くないのが多いですね。一緒にスクリーンに収まっているのを見られるだけでありがたい・・・と思わなければなりません。
尚、題名の『ボルサリーノ』ですが、1857年創業のイタリアの帽子メーカーの名前です。ポスターの中でもアラン・ドロンが被っています。この映画にも出資したそうで、今では帽子だけでなく色々なおしゃれ商品を作っています。オフィシャル・サイトはこちらです。直営店は台湾にはあるけど日本にはないようです。
付け加えると、財務大臣の麻生太郎がマフィアン・ファッションの時に被っている帽子もボルサリーノだそうです。更には、昔の自民党の衆院議員、松野頼三は帽子が似合うダンディーでしたが、彼の帽子もボルサリーノだと聞いています。
下は例によって「金沢八景シネマ」ご提供のポスターです。この映画の時、アラン・ドロンはまだ35才ですが、その3年前の映画『冒険者たち』に比べるとだいぶオッサン臭くなっています。この3年の間に何があったか・・・ハイ、大変なことがいろいろありました。と言うところでサヨナラ。

You Needed Me (辛い別れ)
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26曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。
曲のデータは次の通りです。
● 歌手: アン・マレー
● 作詞・作曲: ランディー・グッドラム
● リリース: 1978年
● ビルボード年間チャート: 63位です。週間のホット100では1位になっています。アメリカではそんなに、売れたんだ・・・知らなかったよ。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聞きました。その後、民放の連ドラの主題歌にもなりました(勿論、アン・マレー版です)。因みに、アメリカでも80年代に連ドラの挿入歌に使われたそうです。
アン・マレーは1945年生まれのカナダの歌手です。デビューする前は高校の体操教師だったそうで、そう言われれば、この曲の時は33才ですが、華奢ではない健康そうな体格をしていました。上のジャケット写真の表情もシャープですね。因みに、教師をしていたのは1年間で、場所はプリンス・エドワード島、そう『花子とアン』で人気が急上昇した島です。彼女は歌手としての成功は勿論ですが、子供も二人育て上げ、ゴルフが趣味でホール・イン・ワンも達成し、という順調な人生を送っており、今でも勿論ご健在です。詳しくはhttp://annemurray.com/をどうぞ。
作詞・作曲のランディー・グッドラムはアメリカのソング・ライターで、代表作はこの曲ですが、他にも多くの歌手に作品を提供しています。日本でのヒットは少ないようです。
この曲の歌詞はこちらの通りで、キーワードはタイトルと同じ「You needed me」です。だけど、キーワード以外はyouがmeにしてくれた思いやりのある行為をリストアップしていて、13-15行目だけ「I needed you・・・」と本音を言っている、必要としているのはmeも同じだったという健全な内容です。この歌を歌えるのはアン・マレー以外にいません。ただ、歌詞が過去形なのが気になる・・・そうか、それで日本語のタイトルが『辛い別れ』なのか。
