The Windmills Of Your Mind (風のささやき)

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5曲目は4曲目のお口直しで、優雅な曲を紹介します。
例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

この曲は1968年に日本で公開されたアメリカ映画『華麗なる賭け』の主題歌で、簡単なデータは以下の通りです。
● 曲・演奏: ミシェル・ルグラン
● リリース: 1968年
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: 聴いた記憶がありません。
この曲には歌あり版と歌なし版があり、今回は歌なし版を紹介しました。映画では両方とも使われたらしいです。歌なし版は、主人公のスティーブ・マックイーンがグライダーで飛んでいるシーンで使われたとのことですが、シーンは覚えているのもののバックの音楽が思い出せません。今回、歌なし版を選択した理由ですが、ミシェル・ルグランの曲は同じ旋律が繰り返されることが多く(例えば、シェルブールの雨傘、おもいでの夏)、この曲もそうなのですが、この曲では途中でちょっと調子を変えた部分があり、それが好きだからです。歌あり版は、こんなに調子が外れていません。尚、この曲はアカデミー賞の歌曲賞を受賞しています。

映画の方ですが、詳しくはこちらをご参照ください。
スティーブ・マックイーンは、同じ年に『ブリット』でも主役を演っているので、絶好調の時期だったと思います。この後はカーレースにのめりこみ過ぎて「しばしの休憩」、その後『ゲッタウェイ』・『パピヨン』の’72・’73年が次のピークというのが印象です。また、この映画の原題は『The Thomas Crown Affair』(和訳はトーマス・クラウン事件でいいか?)で、『華麗・・・』は日本でつけたようなのですが、この映画のヒットのせいか、その後も彼の映画では、『The Reivers』が『華麗なる週末』、『Junior Bonner』が『ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦』となるなど、華麗な話でもないのに『華麗・・・』となってしまい、本人が知ったら青い目を丸くしたんじゃないかしら。
相手役のフェイ・ダナウェイですが、今もご健在です。この映画は『俺たちに明日はない』のすぐ後の映画です。『俺たちに明日はない』は70年代アメリカン・ニュー・シネマの始まりという位置づけですが、この映画はアメリカン・ニュー・シネマには含まれていません。多分、スティーブ・マックイーンが出演したためだと思います。
監督のノーマン・ジュイソンは、この前後に『夜の大捜査線』と『屋根の上のバイオリン弾き』という作品があり、トロ並みに油がのりきっている時期です。
1曲目と同じ「金沢八景シネマ」ご提供のポスターも紹介します。例によって丸めてた痕がついていますが、ご容赦ください。
華麗なる賭け

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Fire(ファイア)

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4曲目は、これまできれいなメロディーばかり紹介したので、ちょっと騒がしい曲にします。
例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。尚、映像はライブっぽいのですが、音はレコード、つまり口パクです。

曲のデータは次の通りです。歌詞は最後に紹介します。
・歌手: クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン
・作詞・作曲: アーサー・ブラウン他
・リリース: 1968年
・ビルボード年間チャート: 91位@1968年 (自分は今、初めて知った)
・リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聴いた
はっきり言って、一発屋です。アーサー・ブラウンはこの曲以外に聴いたことがありません。シングル盤のジャケットも上記の映像のように火がついた兜を被っている写真で、かなり危ないオッサンという印象でした。ライブで鎖骨を骨折したのに歌い続けた、という噂もありました。また、お針子という面白い経歴もあるそうです。何れにしても、バンド名・曲とも完璧過ぎるほどのキワモノで、こんなお馬鹿なバンドはアメリカだろうと思っていたら大間違い。イギリスです。この国はストーンズやツェッペリンだけでなく、こんな連中も生み出せるのかと、変なところで感心しました。

話は変わりますが、BSフジで『Top Gear』という英国BBC制作のクルマ好きの番組があります。この番組の中の企画で、つい2,3週間前に、コンバインを除雪車に改造するという試みがありました。除雪車には火炎放射器も付属しており、番組の進行役でリーダー格のジェレミーというオッサンがこの機械を操作するシーンがありました。ジェレミーが火炎放射をする前に「I am the god of hell fire, and I bring you!」と叫び、♪Fire~と歌い出して火を出したのにはビックリしました。この曲が、身に染みついている。ジェレミーは1960年生まれとのことで、この曲が流行った時は小学校の低学年ですから、イギリスではこんなガキの間でも流行っていたのかな。
更に、この曲のプロデューサーがザ・フーのピート・タウンゼントというのだからビックリです。翌年にロックオペラ“トミー”を作る人が、こんなキワモノに手を貸すなんてことありか?名前だけ貸したのかな?
最後に、歌詞はこちらの通りで、おまえを燃やしてやる、おまえは燃えろ、とおっかないことを繰り返しています。

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ヘッダーを新しくしました

本日、ヘッダーの写真を新しくしました。チト説明させてください。
先ず、雑誌の下敷きになっているパーカーですが、これは1997年にロンドンのライブハウス「マーキー」で記念に買ったもの。値段は忘れましたが、安くはありませんでした。当時はパンクが流行っていた頃で、ウェイトレスが鼻に安全ピンをしていたのにビックリしました。今では、日本でも見かけるかも知れないけど・・・。ロンドンには会社の出張で行ったのですが、これ1回きりで、この時「マーキー」に行ってて本当によかった。でなけりゃ、ヘッダーのデザインに苦労していた。尚、このパーカーは大事にしまっていた訳ではないのでだいぶくたびれており、今でも娘が時々着ています。
次に雑誌ですが、左端が当ブログでもたびたび引用する「ローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500」が出ている2004年11月9日の同誌。因みに1位はボブ・ディランの『ライク・ア・ローリングストーン』、2位がストーンズの『サティスファクション』。当ブログのうたい文句のもう一つのグループ、レッド・ツェッペリンの最高位は31位で『天国への階段』。チト不満です。アメリカの雑誌だからイギリスのバンドには冷たいのかな・・・。
その右は2002年10月17日号で、「オールタイム・グレーテスト100アルバム」が載っています。因みに1位はビートルズの『リボルバー』。『ツェッペリンIV』が9位で、ストーンズは『メインストリートのならず者』が13位、『スティッキー・フィンガーズ』が30位、『レット・イット・ブリード』が68位で『ベガーズ・バンケット』は圏外・・・っておかしくねェ?とう訳で、当ブログではこのベスト100は引用しないことにしました。
他にローリングストーン誌はギタリスト・ベスト100やシンガー・ベスト100をやっていますが、凝り出すとキリがないので当面は省略します。
右側に移って、黄色い本はフィルムアート社の「70年代アメリカン・シネマ103」。タイトルと異なり、1967-1979年のアメリカン・ニューシネマが年代別に掲載されているので便利です。因みにニューシネマのスタートは1967年の『俺たちに明日はない』らしいです。
右端は、当ブログでもたびたび引用するキネマ旬報社の「オールタイム・ベスト映画遺産200-外国映画編」。評論家によるベスト10、読者によるベスト200が載っています。当ブログでは専ら読者ベスト200を使います。因みに評論家の1位は『ゴッドファーザー』、読者の1位は『第三の男』(『ゴッドファーザー』は16位)です。自分の1位『アラビアのロレンス』は評論家で10位、読者で5位なので、自分の評価は読者ベストとそう違わないと思ってます。
以上、長くなりましたが、ご静聴に感謝します。

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Both Sides Now (青春の光と影)

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3曲目はこの曲です。
例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。歌詞は最後に紹介します。
・歌手: ジュディ・コリンズ
・作詞・作曲: ジョニ・ミッチェル
・リリース: 1968年(但し、この曲を含むアルバム『Wildflowers』は1967年にリリースされてるらしい)
・ビルボード年間チャート: 91位@1968年 (因みに、この年のチャート1位はあの『Hey Jude』)
・リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聴いた記憶がある
この曲を作ったジョニ・ミッチェルですが、ご本人も1969年にこの歌を歌っています。真打ち登場と言ったとこですか。彼女はこの曲以外にもいっぱい作って歌っていますが、例えば『サークルゲーム』や『ウッドストック』などは他の人(バフィ・セント=マリーやCSN&Y)が歌っている方がノリがいいというのがあり、この曲も例外ではないと思います。暇な時に、ご本人の『Both Sides Now 』もYouTubeでトライしてみてください。なんか暗いんだよな~。
また、この曲はローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500では何と170位にランクされています。但し、これはジョニ・ミッチェルの方でです。ここら辺に、日米の違いを感じますね。
さて、この曲は、少なくとも日本では、1969年公開の米国の青春映画『青春の光と影(原題:CHANGES)』の挿入歌で有名になりました(ジュディ・コリンズ版の方です)。但し、映画の方はたいしたことがなかったらしく、Allcinema.netでの扱いもこちらの通りで、ストーリーの紹介もなく、全く素っ気ない。出演者で知っているのはテリー・ガーだけ(『未知との遭遇』や『ワン・フロム・ザ・ハート』に出てた)。昔何かで読んだ映画評でも、この映画が残したのはジュディ・コリンズの歌だけ、というのがあるくらいです。
歌詞はこちらの通りで、60年代の青春の気分に溢れています。
因みに、出だしの「Bows and flows of ・・・」ですが、高校の頃に自分が買ったシングル盤の歌詞カードでは「Rose and flows of ・・・」だったと記憶しています。その後、訂正されたらしいけどRose の方がいいと思うのだが・・・。Bowsって弓のこと?何か合わないよな。
最後に、ジュディ・コリンズの歌い方、微妙に震えるところがあって、なんか素人っぽくない?

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You Don’t Have to Say You Love Me(この胸のときめきを)

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ハイ、2曲目はこの曲です。
下の窓から曲を聴きながら、続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。歌詞は最後に紹介します。
・歌手: ダスティ・スプリングフィールド
・作詞・作曲: ウィキペディアによれば、オリジナルはイタリアの Pino Donaggio 他が作った”Io che non vivo (senza te)” という曲で、英語の詞は Vicki WickhamとSimon Napier-Bell(どうも、この二人もプロの作詞家ではなさそう)とのことです。
・リリース: 1966年
・ビルボード年間チャート:35位
・リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聴いたような、聴かなかったような(この年のチャート6位がモンキーズの「恋の終列車」で、これはよく聴いたんだけど・・・)

因みに、この年のチャート1位はSadler軍曹という方の「The Ballad of the Green Berets 」という知らない曲で、バラード調の軍歌(ベトナム戦争のグリーンベレー賛歌?)です。日米の違いが大き過ぎ。但し、ローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500ではこの曲は491位でランクインしていますが、Sadler軍曹はランク外です(そもそも、選考の対象になったのかな?)。この491位という微妙なランクですが、知っている曲では、490位がローリング・ストーンズの『ブラウン・シュガー』、496位が同じく『ミス・ユー』というあたりでレベルをご察しください。
また、オリジナルの曲は前年のサンレモ音楽祭で披露され、それをダスティが観客として聴いていて・・・という長い逸話があるそうで、詳しくははウィキペディアにお任せします。
また、ローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500曲では491位ですが、ランクインしただけ凄い。何か、嬉しくなりますね。
さて、歌手のダスティ・スプリングフィールドですが、上の写真の通りで、美人ともその逆とも言えません。ただし、その2,3年後の月刊ミュージック・ライフに彼女のモノクロ写真が載っており、当時中学生だった私は「きれいな人だな」というわけで、そのページを切り取って机の前に貼っていた思い出があります。その後の50年近くの月日が私の趣味を変えたのだろうか・・・?
また、名前は日本語に直訳すれば「埃まみれの春の畑」ということになりますが、ずいぶん思い切った名前ですね。英語の名前はやはり和訳してはいけませんね。因みに、Dustyという名前は英辞郎on the WEBによれば「男性の名」となっており、英辞郎は一部見直しが必要では?
歌詞はこちらの通りで、捨てようとする男に懸命にすがりついているようで、このように大げさにされると怖いというか、ドン引きというか、日本人の私としては逆効果ではないかと思ってしまいます。
尚、この曲はその後プレスリーも歌っていますが、これは次の機会に。乞うご期待。

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