日別アーカイブ: 2015年3月11日

Laetitia (愛しのレティシア)

You are listening to “BlogMan Jack Show(BMJ)”.
29曲目の紹介です。例によって、下の窓から曲を聴きながら続きを読んでください。

27曲目の『ボルサリーノ』に次いでアラン・ドロンです。1967年の映画『冒険者たち』からの派生曲です。
曲のデータは次の通りです。
● 歌手: アラン・ドロン
● 作詞・作曲: ジャン=ピエール・ラング / フランソワ・ド・ルーベ
● リリース: 1967年
● ビルボード年間チャート: 調べませんでしたが、『ボルサリーノ』同様、多分、関係無しと思います。
この曲は映画では使われていません。映画のテーマ曲は下記をご参照ください。←但し、これは自分の記憶なので、間違っていたらゴメン。
(https://www.youtube.com/watch?v=YWWe5_FiPak)
上記の曲の中の口笛の部分を編集して詩を付け、主役のアラン・ドロンが歌ったのが紹介曲です。曲名のレティシアとは、劇中でアラン・ドロンが片思いする女の子(演じたのはジョアンナ・シムカス)の名前です。アラン・ドロンのレコーディングにはフランソワ・ド・ルーベも立ち会っています。
そのフランソワ・ド・ルーベはフランスの映画音楽専門の作曲家で、61年から75年の間に多くの映画に曲を提供しています。が、75年にダイビング中の事故で亡くなってしまいました。特に、ロベール・アンリコの映画が多く、この映画を含めて10本の映画を担当しました。ロベール・アンリコはフランスの映画監督で、この映画の翌年に主演ジャン=ポール・ベルモンド(27曲目の『ボルサリーノ』の主演です)、共演ジョアンナ・シムカス、音楽フランソワ・ド・ルーベで『Ho!』(日本の題名は『オー!』)という映画を作っています。つまり、『冒険者たち』のアラン・ドロンをジャン=ポール・ベルモンドに置き換えたフォーメーションです。『冒険者たち』を観たジャン=ポール・ベルモンドが、自分にも同じような映画を作ってほしいとロベール・アンリコに依頼したそうです。二つの映画の評価の比較は最後に紹介します。
作詞のジャン=ピエール・ラングですが、詳しくは分かりませんでした。フランス語版のウィキペディアでは有名な作詞家として紹介されています。

さて、映画の方ですが、こちらをご参照いただくと、星が4.5個、コメントの点数も9以上という驚異的な評価です。(allcinemaの7.5以上は「観なきゃ損」レベルなので、9以上というのは「必見」扱い。いずれにしても滅多にお目にかかれない点数。)アラン・ドロンのベストの映画・・・と言うことはフランスの青春映画のベストということになります。観ていない人はお急ぎください。
この映画の名シーンは、レティシアの亡骸が潜水服に身を包んで海中に沈んでいくところです。それ以外にも、宝探しの船、レティシアの故郷に近いボワイヤール要塞(グーグル・アースで、「Fort Boyard」で見つけられます。59.58″ N, 12’50” Wです)・・・等々、見所満載です。
因みに、上に紹介した『オー!』でもジョアンナ・シムカスは途中で死にます。『オー!』はallcinemaで星4個、コメントの点数8.8と大健闘ですが、『冒険者たち』のレベルには届きませんでした。
余談ですが、英語版のウィキペディアでは、この映画のリメークとして「in Japan in 1974 as The Homeless, starring Meiko Kaji」が紹介されています。梶芽衣子・・・『無宿』(やどなし)です。この映画で、アラン・ドロンの役を演じたのが・・・高倉健でした。健さんは、勿論パイロットではなく、着流し姿でした。
最後に、詩の意味ですが・・・死んでしまったレティシアをアラン・ドロン(役名:マヌー)が思い出して悲しむ、内容らしいです。

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