月別アーカイブ: 2014年12月

You Don’t Have to Say You Love Me(この胸のときめきを)

You are listening to “BlogMan Jack Show(BMJ)”.
ハイ、2曲目はこの曲です。
下の窓から曲を聴きながら、続きを読んでください。

曲のデータは次の通りです。歌詞は最後に紹介します。
・歌手: ダスティ・スプリングフィールド
・作詞・作曲: ウィキペディアによれば、オリジナルはイタリアの Pino Donaggio 他が作った”Io che non vivo (senza te)” という曲で、英語の詞は Vicki WickhamとSimon Napier-Bell(どうも、この二人もプロの作詞家ではなさそう)とのことです。
・リリース: 1966年
・ビルボード年間チャート:35位
・リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: まあまあ聴いたような、聴かなかったような(この年のチャート6位がモンキーズの「恋の終列車」で、これはよく聴いたんだけど・・・)

因みに、この年のチャート1位はSadler軍曹という方の「The Ballad of the Green Berets 」という知らない曲で、バラード調の軍歌(ベトナム戦争のグリーンベレー賛歌?)です。日米の違いが大き過ぎ。但し、ローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500ではこの曲は491位でランクインしていますが、Sadler軍曹はランク外です(そもそも、選考の対象になったのかな?)。この491位という微妙なランクですが、知っている曲では、490位がローリング・ストーンズの『ブラウン・シュガー』、496位が同じく『ミス・ユー』というあたりでレベルをご察しください。
また、オリジナルの曲は前年のサンレモ音楽祭で披露され、それをダスティが観客として聴いていて・・・という長い逸話があるそうで、詳しくははウィキペディアにお任せします。
また、ローリングストーン誌のオールタイム・グレーテスト500曲では491位ですが、ランクインしただけ凄い。何か、嬉しくなりますね。
さて、歌手のダスティ・スプリングフィールドですが、上の写真の通りで、美人ともその逆とも言えません。ただし、その2,3年後の月刊ミュージック・ライフに彼女のモノクロ写真が載っており、当時中学生だった私は「きれいな人だな」というわけで、そのページを切り取って机の前に貼っていた思い出があります。その後の50年近くの月日が私の趣味を変えたのだろうか・・・?
また、名前は日本語に直訳すれば「埃まみれの春の畑」ということになりますが、ずいぶん思い切った名前ですね。英語の名前はやはり和訳してはいけませんね。因みに、Dustyという名前は英辞郎on the WEBによれば「男性の名」となっており、英辞郎は一部見直しが必要では?
歌詞はこちらの通りで、捨てようとする男に懸命にすがりついているようで、このように大げさにされると怖いというか、ドン引きというか、日本人の私としては逆効果ではないかと思ってしまいます。
尚、この曲はその後プレスリーも歌っていますが、これは次の機会に。乞うご期待。

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Suicide is Painless (もしもあの世に行けたなら)

You are listenig to ” BlogMan Jack Show (BMJ)”.
はじめに紹介する曲は『Suicide is Painless 』です。
下の窓から曲を聴きながら、続きを読んでください。

この曲は1970年に日本で公開されたアメリカ映画『M★A★S★H マッシュ』の挿入歌で、歌詞はこちらを参照ください。その他のデータは以下の通りです。
● 歌手: ジョニー・マンデル(但し、本当に歌ったのは別の人間という噂あり)
● 作詞/作曲: マイク・アルトマン/ジョニー・マンデル・・・マイクは当映画の監督ロバート・アルトマンの息子で、この時14才とのこと。
● リリース: 1970年
● ビルボード年間チャート: 100位以下です。本国でもあまり流行っていなかったようなのだけど、不思議なことに1980年になって、海を渡ったUKシングルチャートで1位になっています。多分、その後TVシリーズが作られたようなので、そのお陰かも。
● リリース当時の日本のラジオでのオンエアー頻度: あまり(と言うより、殆ど)かかっていませんでした。
● この曲の埋没度: リリース当時から埋もれていましたが、今では完全に埋まっちゃいました。

歌詞の内容が悲観的なので、リリース当時ネイティブには受けず、英語がよく分からない自分のような高校生(当時)にはメロディーが受けて、40年以上たっても思い出すほどの印象を与えたのかも知れません。

映画はズッコケ戦争映画で、朝鮮戦争が舞台です。
この曲が使われたのはオープニングで、ヘリコプターが負傷した軍人を前線から後方の野戦病院まで搬送するシーンです。曲の最後にヘリの騒音が入っているのは、そのせいです。ストーリー・出演者・賞・評判など詳しくはこちらをご参照ください。また、キネマ旬報社の「オールタイム・ベスト映画遺産200-外国映画編」の読者選出では118位と大健闘です。
この曲が反戦フォークっぽいので、映画の方も反戦映画なのかなと勘違いしそうですが、上記のAllcinema.netでも紹介されているようにコメディーです。ポスターも下の通り、ぶっ飛んでいます。
ついでに言えば、この映画が公開された当時は、まだベトナム戦争は続いていました。
DSCN2161
ポスターは、当時自分が通っていた高校の近くにあった「金沢八景シネマ」という洋画専門の映画館でもらったもので、今回久しぶりに押入れから探し出してきて写真を撮りました。長らく丸めたままだったので、ガラケーとTVのリモコンを文鎮代わりに上下に置くなど、手作り感が溢れてしまいました。
付け加えますと、この映画の公開された翌年、『キャッチ22』という更にブラックな戦争コメディーが公開されています。監督がマイク・ニコルズで、どういう訳かオーソン・ウェルズまで出ているというルー・テーズ級の映画です。これらの映画は「70年代ニューシネマ」という呼び名で括られる、それまでのスター中心の大作映画とは異なる流れの中で作られた映画ですが、これに関してはまた別の機会に。

 

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